日本からわずか飛行機で3時間しか離れていない韓国ですが、日本とは文化・風習が大きく異なります。
韓国ドラマを見ていると、いろいろな生活習慣や文化を知ることができます。ただ何となく見ていると見過ごしがちなシーンも、背景となる文化や習慣を知っていると、主人公の気持ちが理解できたり感動が深くなったりするものです。ここではドラマによく出てくる風習について語っていただきます。

 婚約式とは、二人が結婚の約束をしたという正式なお披露目をする場です。韓国では、結婚は二人だけではなく家族同士の問題でもあります。婚約式には家族と家族の契約式という意味もあり、お互いが家族を紹介しあう場でもあります。

 また韓国には「同姓同本不婚」の制度というものがあり、つい最近まで、同姓で、かつ祖先が同じ者同士(戸籍の「本」と記載されている欄の「本貫」が同一である「同姓同本」同士)の結婚は、法的に禁じられていました(現在は合法です)。その他、八親等以内の親族同士の結婚も禁じられています。(日本では三親等までなので、いとこ同士も結婚できます)。婚約式は、二人がこのような問題がなく正式に結婚ができるというお披露目というをする意味もあります。

 婚約式の後は通常は6ヶ月〜1年で結婚式を行います。婚約式に出席するのは、ほとんどが家族やごく近い友達に限られます。

 具体的な式の内容としては、両家の父親が家族を紹介し、当人同士の婚約指輪の交換、そして乾杯のシャンパン、食事(ケーキを食べるケースもあるようです)という簡単なもので、大体1時間くらいで終わるそうです。場所は、ホテルのウェディングルームなどで行われます

 

今回の解説者:William Young Y. Chungさん 
(韓国レストラン「Korea Palace」店長)


韓国で法律を専攻し、その後ホテルアカデミーのコースを半年間受講。ソウルオリンピックの選手の公式宿舎として使われたSoosung Hotelで3年、サムソングループのShilla Hotelホテルオークラグループ加盟)で6年間、ホテル業に携わる。その後は韓国最大のテーマパークEverlandに移り、2年間の勤務を経て97年にニューヨークにわたる。マンハッタンにある韓国レストランKorea Palaceで働き、現在同レストランのGeneral Manager。大学で2年間日本語を学び、現在は英語、日本語、韓国語を話す。

 

 

 

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